ペナントおじさんのブログ

ペナントシミュレーションの記録です

メンズエステに行きました

 「爆発」

 

 この単語を見て何を連想するだろうか? 普通に考えれば爆弾、あるいは感情。野球好きなら打線、岡本太郎なら芸術だろう。しかし、メンズエステの世界においては…ずばり射精である。正直なところ、メンズエステの利用者の多くが「爆発」を望んでいるというのが実情だろう。先日、メンズエステ口コミサイトが有料化したが、そこでVIP会員(なんと月額4,980円である)になると「BHリスト」なるものを入手できるらしい。BHというのは「爆発」の隠語で、このリストには「爆発」体験をさせてくれるセラピストの名前が掲載されているとのことである。実際に課金する人間はそういないとは思うが、こんなものができたという事実は「爆発」を求める人間が多いことの裏付けと言えるだろう。けしからんと思うかもしれないが、考えてもみれば当然のことである。身体をほぐしてほしいのならばマッサージ店に行けばいいのだから。メンズエステに来ている時点で多かれ少なかれ下心を携えているのである。当然、私もその一人。3ヶ月前の「爆発」体験が忘れられず、久々に「マンション」へ赴くことを決意した――――。

 

 前置きが長くなったがここからが今回の体験記である。今回予約したセラピストは第一希望ではなかった(目ぼしい者の予約は既に埋まっていた)が、サンプル数は少ないものの評価が高かったので、最後の一枠(70分)を滑り込みで確保した。プロフィール上の年齢は20代前半で、まあ実年齢は20代に収まるだろう。カップ数もEと申し分ない(私は無類の巨乳好きだ)。期待を胸に指定された場所に向かうと、やはり普通のマンションである。普通に人が住んでいる、何の変哲もないマンションである。 

 

 欲望まみれマズロウマンション…

 

 LIPHLICHのあの曲が脳内で流れ始める。まあここに…厳密に言うとこのマンションの一室にあるのはマズローの言う五段階の欲求の最下層に位置する生理的欲求の一つ、すなわち性欲だけなのだが。

 

 それはさておき、ここで問題が発生した。メンズエステのルールとして「時間ちょうどになったらインターホンを押す」というものがある。大したことではないように思えるが、数分前に着いてしまうとマンションの敷地内で立ち尽くす不審者になってしまうのだ。客観的に見て怪しすぎる己の姿にそわそわするが、「友人の家に遊びにきたものの何らかの事情で外で待たされている人」を装いその場をやり過ごし事なきを得た。

 

 時間になり共同玄関のインターホンを押す。この瞬間から70分一本勝負のスタートだ。マンションに侵入し、今度は部屋のインターホンを押した。ドアが開く。

 

 セラピスト(以下、セ)「こんばんは。〇〇さんですか?」

 

 私「あ、はい」 

 

 予約しているのだから当然だがドアが開くなり本名を呼ばれ一瞬面食らう。気を取り直して目の前のセラピストを確認すると、予想通り20代後半と思われる女性がそこにいた。なかなかの美人である。思ったほど胸はないが、太ってもいない。かといって鶏ガラのような体型でもない。つまりちょうどいい体型というやつだ。前回のセラピストは正直太りすぎだったのでこれには思わず舌なめずり。巨乳が好きだがデブは嫌――。性欲魔人は我儘である。

 

 心を躍らせ施術場に向かう。…暗い。雰囲気作りなのか知らないが間接照明のみで照らされている。まずはソファーに座らされ自己紹介を受ける。

 

 セ「初めまして。本日担当いたしますメン・エス子(仮名)です」

 

 先程は気付かなかったが程よいアニメ声で癒される。更なる加点要素に思わずニヤリとする。次にオプション(オイルドバドバ・ディープリンパ・衣装チェンジ)の確認、そして同意書へのサインを済ませる。同意書は暗くて読めなかったがどうせ「変なことすんなよ」という旨のことが書いてあるだけなのでサッと目を通してサインした。前回「爆発」したときはこんな同意書はなかったので、今回は大丈夫なのかと一抹の不安が過る。おいおい、俺を「不発弾」にする気かよ…?

 

 不安に思いながらも服と一緒にプライドも脱ぎ捨て、シャワーを浴び、紙パンツ一丁の世界一恥ずかしい姿になる。セラピストも衣装チェンジを済ませている(ベビードールみたいなものだった気がするがあまり覚えていない)いよいよ施術のスタートだ。

 

 最初はソファー施術。アイスブレイク的な雑談をしながら太ももを擦られる。

 

 セ「今日はなんで来ようと思ったんですか?」

 

 私「う~んたまたまこの辺に来る用事があったから折角だしと思って…」

 

 流石に「『爆発』したいから」と言うわけにもいかず、はっきりしない返答をしてしまう。

 

 施術は進み、背後から乳首を責められ、耳に吐息を吹きかけられる。正直それ自体はそこまで気持ち良くなかったが、私が反応すると「ん~?」と鼻から抜けたような声を出し、それが高揚感を煽る。これは施術中ずっと続いた。ハンドマッサージを経て、対面座位での乳押し当てストレッチに入る。乳の感触を楽しんでいたのだが、ここで身体の柔軟性に驚かれる。昔から柔軟性だけは無駄にあるのだ。これを終えるといよいよメインのマット施術に移る。ここからが本番(メインディッシュ)だ。

 

 セオリー通りうつ伏せからスタート。オイルをドバドバとかけられ気持ちがいい。…が、施術中の会話が多く、際どい攻めもそこまでない。やはり健全か…? 再び不安が過る。しかし…。

 

 私「前に入った人がなかなかの過激派で…」

 

 セ「あ~。でもここもなかなか過激派ですよ。オイルドバドバのところは割とそういう方針みたいです」

 

 私(!)

 

 このような会話があり、否応なしに期待が高まる。施術は進み、お次は横向きになる。巨大な鏡に施術中の姿が映り、羞恥心を煽られる。情けない姿だが、メンズエステにおいてそれは興奮に直結する。私はマゾなのだ。そしていよいよ最も恥ずかしい体勢、4TBこと四つん這いにさせられる。

 

 スッ…

 

 当たり前のように紙パンツを下ろされる。

 

キタキタキタキタキタ……!! これだよこれ! これを待っていた! これがなくちゃやってらんねえよ!!!(爆)

 

 屹立した「竿」が丸出しになる。

 

 私「あ、いいんだ…」

 

 セ「うん、まあ…ね?」

 

 私「ゴクリ…」

 

 ここから際どい施術が増えていく。「竿」や「玉」を掠めていく攻撃に悶絶する。情けないことにこの時点で「爆発」の気配を感じ、その旨を告げる。パンツは下ろされたが「爆発」していいとは言われていないし、するにしても早すぎる。

 

 私「あ、ヤバいかも…。正直敏感で…」

 

 セ「そうなんですね~。この後もっとヤバいんだけどなあ」

 

 私(!!!!!!!!!!)

 

 焦ってはいけない。平静を装って会話を続ける。 

 

 私「前の人も凄くて…」

 

 セ「『爆発』しちゃった感じですか?」

 

 私「はい…。最初からパンツ脱いでいいって言うし滅茶苦茶でした」

 

 セ「それは…かなりいい加減な人ですね(苦笑)」

 

 前回のセラピストはやはり相当な痴女だったらしい。

 

 なんとか4TBを乗り切ると、次は膝の上に乗るよう促され、後ろから耳や乳首を責められる。たまらんのう!(爆)

 更に興奮を高め、仰向けに移行する。ここまで来ると色んな意味でゴールが見えてくる。70分一本勝負の行方はいかに…!?

 

 のっけから所謂69の体勢になる。目の前に尻があったら触りたくなるのが男の性というものだろう。パンツ下ろしてくるんだからケツぐらい触っていいべ!? 意を決して触ってみるとお咎めなし。やったぜ。オイルでヌルヌルになったケツは最高だな!!

 

 しばらくするとセラピストが身体の向きを変える。

 

 セ「まだ大丈夫?」

 

 私「なんとか…」

 

 「まだ」という言葉に胸が高鳴る。

 

 オイルが「屹立」に垂らされ、「爆発」の未来が見えてくる。そしてここで今日最も破壊力のある技が繰り出される。身体の上を這いながら「屹立」に向かって生温かい吐息を吹きかけるのだ。ウオッ!!! たまらん!!! 悶絶メタル!!! 満足度99%!!!

 我慢しながらも思い切って聞いてみる。

 

 私「興奮して襲ってくる人とかいないの?」

 

 セ「懇願してくる人はいますね」

 

 私「それどうするの?丁重に断る?」

 

 セ「要求の内容によるかなあ」

 

 これはイケると思ったが、あえて「爆発」させてくれとは言わなかった。

 

 残りのオイルが再び「屹立」に向かって垂らされる。ここまで来ると、この世界で抗うことは許されない。「爆発」するしか道はないのだ…! オイルまみれの「屹立」を腕で刺激される。もう、駄目だ――――。

    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 無事「爆発」できた。しかしまだ時間は残っている。頭が真っ白になっていたので若干記憶が曖昧だが、「爆発」後の敏感な「竿」に配慮してタオルを被せられたまま、着衣ではあるが騎乗位素股と対面座位素股をされ終了と相成った。「(騎乗位の時)もっと動けばよかった」と言っていたことは明確に覚えている。このセラピスト、底が知れないな…。最後まで我慢できていればもっと凄い世界に行けたのかもしれない。

 

 

 というわけで、今回もメンズエステで「爆発」することができた。2回連続での「爆発」体験で学んだことが3つある。

 

 一、 事前調査怠るべからず

 

 一、 オプションケチるべからず

 

 一、 受け身であるべし

 

 事前調査とオプションに関しては説明するまでもないだろう。当たり前の話である。 

 「受け身であること」。これが最重要事項であると言っても過言ではないだろう。「爆発」させてくれ、「尺八」してくれ、「合体」させてくれなどと最初から要求してはいけない。決してがっついてはいけないのだ。受け身に徹し、身を委ね、セラピストの気分を乗せる。要求はそれからでいい。

 

 「受け身の男はモテない」——―。現実世界では正しい言説だろう! しかし、メンズエステの世界では完全に誤りである!!! この世界では受け身の男が勝つ!!! 「爆発」したモン勝ちなのだ!!!(爆)

 

 今回も非常にいい体験ができた。しかも、前回と違い今回のセラピストはルックスに不満がない(もっと乳があればなおいいが…)。再指名を検討するレベルだ。ぶっちゃけ前回のはムチムチで過激だけど顔がエド・はるみみたいだったからな(爆)

 頻繁に通うわけにはいかないが、気が向いたらまた行こうと思う。皆さんも一度、桜の國のマンションで週末の70分に命を燃やしてみてはいかがだろうか? 新しい世界が見えること請け合いだ。